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カラッポの心といっぱいに詰まったウィスキーのビンをもって。
終電で都会を抜け出し、途切れることのない喧騒も届かない場所に逃れる。
見上げれば空は瑠璃色。
そして見渡す限り人工の灯りのない草原にただ独り。

久しぶりに瑠璃色の空を見た。
風が無く、雲も少なく、都会のあかりもなく。
星がきらめく夜の空にゆっくりと山の淵から蒼味が増していき東からだんだんと瑠璃色へ染まっていく。
西の地平線まで瑠璃色が届く頃、東の空は蒼より青へと近づいている。
そんな風景を見ながら、なにも考えず、ただ単に、世界は素晴らしいと感じながら、呑む。
つまみは要らない。
最高の肴が目の前にある。

やがて空はゆっくりと明るさを増し、地球の動きと共に夜が西に逃げていく。
天空より東は青く、西は蒼い。
昼と夜の境目が真上にある。
これからは、昼の時間。
『今日』が始まる。
途切れることのない喧騒に包まれた街に戻る。
カラッポのビンと満ち足りた気持ちをもって。
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