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酒は人類が最も古くから飲んでいる嗜好品。
嗜好品なんだろうか?
とにかく、酒の起源は考古学者の守備範囲らしい。昔過ぎて。
そんな古くから付き合いのある酒だけど、それだけに種類もたくさんある。
「ある程度以上の糖分があるなら、何でも酒にできます」と言ったのは誰だろうか?
酒造りとか発酵食品とかにかかわる人たちにはたぶん常識なんだろうけど。

今は少なくなったが、オジサンが酒を飲み始めた頃、酒は国産はダメだ、と言う風潮が色濃く残っていた。
それから2~3年してワインブーム到来。
やっぱり「舶来まんせー、国産ごみ~」のようなノリだった。
酒を飲み始めたときは本当に若かったから、強い酒はそのまま飲めなかった。
慣れないせいもあったけど。
そんなこんなで炭酸でわったりしていたが、ある時、悪友と飲み比べをしてみた。
格好よく言えばテイスティング。
オヤジのオミヤゲだと言うなんちゃらのXOのビンを開けたのでいつものダルマとくらべてみよう、というのだ。
おっしゃぁ! と角と、悪友の母上向けの手土産を持って悪友宅にいき、酒盛りを始めた。
炭酸割り、コーラ割り、水割り、お湯割り、ストレート。
カクテルブック引っ張り出してきて即席であれこれ作って、飲み比べ。
良いものだ、というその言葉に嘘は無くビンはあっというまに空になった。
お土産に持っていった角は、手付かずのまま。
そんなこんなで国産ウィスキーは敬遠するようになった。

それからしてしばらくは、いわゆるハイボールばかりを飲んでいたけど郷里を離れ横浜へ出て知り合ったアイルランド人が酒の飲み方を少しばかり教えてくれた。
「どんなに飲んでも酔い潰れてはいけない」という最低限のマナーからはじまって、なんちゃら醸造所のなんという酒は・・・という非常にローカルな話しまで。
特にいわれたのが「一番うまいウィスキーの飲み方は、ストレートだ」と、何度も繰り返された。
酔って聞いていたから「潰れるな」「ストレートが一番うまい」という二つぐらいしか覚えてないのだけど。
そのアイルランド人が好んで飲んでいたのがサントリーはじめとした国産ウィスキーだった。
安くて美味しい、と言うのだ。
故郷の酒が置いてある酒場でも、飲むのが馬鹿らしくなるぐらい高いと嘆いてもいた。
一度、そんなにおいしいかな? と言ったら、まだまだこどもだな、と笑われた。
それからしてしばらく、ウィスキーは飲まなかった。
ワインに嵌ったのもあったけど、子供だといわれてどことなく納得できたから。
自分がウィスキーを飲むのは早い、と。

ふたたびウィスキーを飲み始めたのが20世紀末。
走った距離を歩いて済ます歳になり始めの頃だった。
その時にはそれなりに酒の味がわかるようになっていた。
ウィスキーが不味い、そう言うのは横浜に来てから知り合った友人。
ならばこれを飲んでみろ、とその友人と同じ歳の物を勧めてみるぐらいには酒の知識も付いていた。
うまいうまいと驚くので聞けば普段、そいつはコンビニでウィスキーを買っていたという。
ばかたれ、と怒った。
酒は光に当てるとアルコールが触媒になってだな・・・と酒場で仕入れた知識を披露して「酒は明るい店で買うな」と諭した。
今ではウィスキーは月に1本ほどあけるぐらいだとか。

ミニボトル20余りが冷凍庫に入っている。
量買っちゃうとお財布にも辛いけど、飲むのが大変なのでミニボトルというか50ccほどのおもちゃの様なボトルで揃えてみたのだ。
今日はそれを2本、3本と次々に封を切っている。
ショットクラスにテースプーン1杯ぶんぐらいを注いで、楽しんでは次のビンに移って。
香りの強いの、味に癖があるの、さまざま。
これで「まるばつは香りがうんたらで、あじがなんたらで」と言えれば評論家きどりになれるんだろうけど。
オジサンの評価はものすごく単純で、人の参考にはならない。

「これ、俺の口に合うわ」
「これ、俺には合わねぇ」

の二つしかないんだから。
酔いが回ると、それがてき面。
ひとつ言えるのは、国産ウィスキーだって海外の有名どころに引けはとらないぞ、と。
あとは好みの問題、かな。
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